犬・猫の膿皮症は、皮膚トラブルのなかでも特に発生が多く、病院でもよく遭遇する皮膚病の1つです。
主な原因菌として黄色ブドウ球菌(Staphylococcus pseudintermedius)が挙げられます。
黄色ブドウ球菌は常在菌ですが、免疫力の低下(体調が悪い、アレルギー疾患がある、ホルモン疾患があるなど)や皮膚が傷ついたりすると皮膚症状を起こします。
かゆみ、赤み、フケ、脱毛、鱗屑、膿痂皮、表皮小環などがあります。
ひどくなるとびらん・潰瘍、排膿、疼痛などを呈することがあります。
必要に応じて抜毛検査、テープ検査、スタンプ検査、スクラッチ検査、ダーマ検査、薬剤感受性検査等を行います。
まず毛が多い部分では患部の清潔を保つためバリカン処置が必要になることがあります。
その後必要に応じて以下の治療を選択します。
・外用療法・
抗菌薬、消毒剤などが入ったシャンプー、クリーム、軟膏を使用
・ 内服療法・
必要に応じて抗菌薬、消炎剤などの投与
治療期間は通常3週間ほどですが外見上よくなっても再発する可能性がありますので獣医師と相談していく必要があります。
また痒みがあればエリザベスカラーや洋服の着用も効果的です。
基礎疾患がある場合はそちらの治療が必要となります(食事療法、ホルモン剤投与など)。
・定期的なトリミング、適切なシャンプー・ブラッシングを行い皮膚を清潔に保つ
・ノミ・マダニ等の寄生虫の予防を行う
・基礎疾患の管理
当院はトリミングサロン併設病院です。通常のカットやシャンプーはもちろん、皮膚ケアコースを設けており、皮膚が弱い子や皮膚病の予防としても有効です。また通常のトリミングにオプションとして単品で追加も可能ですのでお気軽にスタッフにご相談ください🛀
詳細は当院のホームページ「トリミング/ペットホテル」に掲載しておりますのでご参照ください!
膿皮症は痒みを伴うことが多くあり、ひどいと眠れないなどQOLの低下にも繋がります。また放置すると色素沈着する可能性もあり、日々の皮膚ケアや早期の治療が大切となります。
大切な愛犬・愛猫の皮膚をチェックをし、少しでも気になることがあれば獣医師に相談しましょう!
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